トイトイではお菓子を作る際に米油を使用しているのですが、米油を使用している理由やオススメポイントをご紹介していきます。
【米油ってなに?】
まず米油は何からできているのはご紹介していきます。
米油は「米ぬか」から作られます。
米ぬかは、玄米の表面の部分や胚芽でビタミンやミネラルを多く含んでいます。
そして油も約20%も含まれています。
そんな米油はオススメポイントが沢山あります。
オススメPOINTその1
【クセがない】
ごま油やオリーブオイルと違い、香りにクセが無くサラッとしています。
その為、お菓子作りに使用しても他の素材の味を邪魔せず使いやすいです。
そして、普段のお料理では炒め物や揚げ物のように火を通しても良いですし、ドレッシング作りのような非加熱での使用もOKです。
オススメPOINTその2
【酸化しにくい】
抗酸化作用があると言われているビタミンEが豊富に含まれていることもあり、酸化しにくく、身体への負荷も軽減されます。
そして、熱を加えても酸化しにくいので、焼き菓子、炒め物や揚げ物にはかなりオススメです。
ちなみに私は家で揚げ物をする時にも、米油を使用しているのですが、すごくサックリ仕上がって揚げ物上手になった気分になれます(笑)
オススメPOINTその3
【油酔い成分が少ない】
揚げ物の話の続きです。
揚げ物あるあるとして「揚げているニオイで気持ち悪くなってくる」、そして、食べた時も「揚げ物を食べたら気持ち悪くなった」ということがよくあるかと思います。
この油酔いする成分が少ないもの米油の特徴です。
お菓子作りの際も、油分が多めのレシピでも米油を使うと、もたれる感じが出にくく食べ心地の良いお菓子に仕上がります。
オススメPOINTその4
【国産原料】
お菓子作りの時も家での料理の時も私が日々大事にしていることがあります。
それは「出来る限り国産の食材を使うこと」です。
オリーブオイル、ごま油、菜種油、えごま油、コーン油、サラダ油・・・etc
色々な油がある中で、国産原料ほぼ100%なのが米油です。
他の油も国産原料を使用しているものもありますが、菜種油やえごま油などは国産原料のものは日常で気軽に使えないようなお値段のものがほとんど。。
その中で、米油は国産原料のわりにはだいぶ使いやすいお値段で日常使いにもオススメです。
私は料理によってごま油やオリーブオイルも使いますが、メインは米油を使用しています。
オススメPOINTその5
【身体に優しい成分】
米油には悪玉コレステロール値を低下させると言われている「オレイン酸」、血中コレステロール値を低下させると言われている「リノール酸」なども豊富に含まれています。
【サラダ油やショートニングやマーガリンはダメ】
最後に、なぜトイトイではサラダ油・ショートニング・マーガリンを使用しないかお話します。
これらの油は化学処理や高温の熱を加えたりしながら生成され、自然界には存在しない不自然な油分です。
そしてトランス脂肪酸という悪玉コレステロールを増加させる成分が多く含まれています。悪玉コレステロールは動脈硬化の原因ともいわれています。
このトランス脂肪酸は海外では摂取規制をかける国も多くなってきて、危険な成分として認知されています。
これらの油分は安価、簡単に食感の良い食べ物が作れるなどの理由から、大量生産・薄利多売を大事にする市場では当たり前に使われています。
身体に摂ってはデメリットばかりの油分なので極力控えることをオススメします。
大量生産の安いお菓子や菓子パンに多く含まれているので、市販のお菓子やパンを買う際は是非気にかけてみてください。