【出来るだけ国産小麦を使いたい】
トイトイは工房を構える前のアマチュア活動の頃からずっと国産小麦にこだわってきました。
それは国産小麦の方が安心だから。
【矛盾しているポストハーベスト農薬】
輸入小麦はオーガニック認証のもの以外はほぼ全てにポストハーベスト農薬という殺菌剤や防カビ剤を使用した状態で輸入されます。
これは輸送時のカビや虫の発生を抑える効果がある為、輸入時には欠かせない農薬となっています。
これらは栽培期間中に撒かれた農薬に比べ雨で流れたり、太陽光で自然分解されることが無いので残留濃度が濃く心配です。
このポストハーベスト農薬は日本では健康被害の懸念から使用を禁止されている農薬も、輸入品への使用は食品添加物扱いになり使用が認められています。
これっておかしな話ですよね。。
「国が認めているから大丈夫」「健康への影響はない」という言葉を鵜呑みにせず、こういう現実がある事を是非知って頂けたらと思っています。
【恐ろしいグリホサート】
さらに、プレハーベストという収穫直前に撒かれる除草剤の残留農薬も問題になっています。
主に使用されるのがグリホサートという農薬。
グリホサートは様々な健康被害が懸念されています。
一番は発がん性。さらに神経毒性、生殖系への影響、発達障害など。
すでにヨーロッパを中心にグリホサートを禁止している国や地域が増え始めており、世界的に問題視され始めています。
しかし、残念なことに日本では残留基準を緩和するなど危機感が全くない、世界と逆行すり流れになっています。
【9割以上残留している農薬】
なんと、輸入小麦を使用したパンや麺などの小麦製品は9割以上の確率でこのグリホサートが検出されています。
そして、「デトックスプロジェクトジャパン」という機関の調査では検査した人の7割の髪の毛からこのグリホサートの成分が検出されたというデータもあります。
パンや麺類をよく食べる方は輸入小麦の摂取過多にお気を付けくださいね。
そして、家畜の餌にもグリホサートが使用されている事が多いので、実はお肉を食べることにより間接的にグリホサートを摂取していることも多いのです。
これらの薬品の使用・使用基準は経済を優先するあまり人間の健康が置き去りになった悲しい現実だと思います。
身体を作るのは食べ物なので、色々な情報を知った上で食べ物を選択して頂けたら嬉しいです。
こちらの農民連分析センターさんのHPは参考になる事がたくさん書いてあるのでオススメですよ(^^)